「低ノイズ」は次の特性を表す
1 外来ノイズの影響を受けにくい特性
2 コードやケーブルの物理的な動き(曲げ、伸ばしなど)に伴うノイズ特性
1番目は、シールドを強化して外来ノイズを最小限に抑え、低ノイズ特性を実現したものを表す。
2番目は、オーディオ帯域のシステムを例にとると、機器間の配線にシールド線を使うが、信号振幅の小さい箇所に大きな影響が表れる。たとえば、マイクロフォン・コードに触ったり物理的に動かすと雑音が発生する。原因は、コード内部の絶縁体と導体との摩擦によりノイズが発生するため。低ノイズ特性を謳う製品は、この特性に注目して改良したもの。