モバイル通信サービスの比較

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<更新情報>
5/3 01:55
・添付した表の一部を修正しました。
 内容は、次の文章表現。
 「2012年10月から適用中」→「2012年10月から適用」
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個人的に感じている、分かりにくいと思うサービスに「保険」があります。
代表的なものは「生命保険」です。

各社それぞれが特徴を説明しますが、分かりにくいと思いませんか?

いったい、何が違うのか?

ずっと以前に、やはり分かりにくいと感じていたサービスは、固定電話でした。

あまり時間をかけて調べたことはありませんが、説明を簡単に読んだ限りでは
各社のサービスの違いは良く分かりませんでした。

電話の通信事業者は、自身のサービスを打ち出すために、分かりやすくしない
のは、戦略なのかもしれません。

もっとも、あまり使わないので、どうでもいいんですが。

モバイル通信サービス

さて、ここでは、各社のモバイル通信サービスを比較します。

通信各社はそれぞれが特徴を売りにし、様々なサービスを提供しています。

ソフトバンクの「SoftBank 4G」は「高速」が売りです。
次の記事で紹介しました。

  次世代高速データ通信は「SoftBank 4G」か
  http://wimax-page.123-info.net/archives/356

  ソフトバンクの SoftBank 4G サービスと端末
  http://wimax-page.123-info.net/archives/524
  

NTT ドコモは「どこでもつながる」ことを売りにしています。

料金プランの安さを売りにする業者さんもいます。

MMD 研究所の調査結果

発表から日が経つので、ご存知の方も多いかもしれません。

極めて興味深い調査結果をお伝えします。

MMD 研究所が今年の3月29日に公開した「モバイルインターネットサービス実態
調査」では、次のような結果が出ています。

  MMD 研究所 http://mmd.up-date.ne.jp

調査結果ー1 全国的に実効速度が最も速いのは
  「ソフトバンク ULTRA Wi-Fi 4G」と「UQ WiMAX」
  
調査結果ー2 最も安い料金プランは
  「UQ WiMAX」と「EMOBILE LTE」

調査結果ー3 全国の高速エリアカバー率で最も充実しているのは
  「UQ WiMAX」で80%

通信サービスを選ぶ際に、以上の事柄はもちろん重要です。

さらに、重要なことがあります。

それは、使い方にもよりますが、高速でなければ役に立たない用途では
真に重要なのは「伝送量の制限」です。

「伝送量の制限」があると、「高速」を売りにするサービスは「高速ではない」
のです。

つまり、「伝送量の制限」により「速度の規制」を受けます。

もう、お分かりと思いますが、「高速」を売りにするサービスでも
「伝送量の制限」により「低速」になってしまいます。

MMD 研究所の調査結果では、「伝送量の制限」においても UQ WiMAXの
サービスは、現状では際立っています。

「伝送量の制限」は、ありません。

通信速度を重視すると、現在の状況で最も使いやすいのは、UQ WiMAX以外には
ないのではと思います。

利用方法にもよりますが、大量のデータを通信する使い方では、すぐに「伝送量の
制限」にかかります。

次の表で一目瞭然です。

「どこでもつながる」とか「速度が速い」とか、いろんな事を言ってますが
結局のところは、制限付きなのです。

図では文字列をコピーできないので、以下に各社注意事項のURLを書いておきます。

  各社が公開中の注意事項、表を参照
  1a. http://www.nttdocomo.co.jp/service/data/xi/notice/
  2a. http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2012/20120220_01/
  3a. http://faq.emobile.jp/faq/view/102243

これが現状です。

もちろん、こちらでも紹介しているUQ WiMAXが有利とは言っても、今後
どうなるかは分かりません。

少なくとも現状では、UQ WiMAXが使いやすいと思います。

次の記事で紹介しています。参考にどうぞ。

  3大キャリアのモバイルルーター
  http://wimax-page.123-info.net/archives/653

参考情報
  MMD 研究所の「モバイルインターネットサービス実態調査」