UQ WiMAX が提供する「Try WiMAX」サービス

WiMAXや無線LAN (WiFi)で、携帯型のルーターを各社が提供しています。

導入することを考えると、家で使えるのか不安を感じる方も多いと思います。

無線対応機器と建物

携帯型のWiMAXルーターは「鉄筋コンクリートの建物では使えない」とか、
いや「窓際に置けば問題ない」、というような情報もあります。

鉄筋コンクリート造りでは、建物の構造材の内部に鋼鉄製の棒=「鉄筋」が入って
います。コンクリートだけでは不足する強度を増すのが目的です。鉄筋は土中
に埋められ「アース」の働きをし、電波を遮断する効果があります。

壁に入っている鉄筋と鉄筋の間には隙間がありますが、この間隔は電波を遮ること
のできる周波数と関係があり、また壁の厚さも大きく影響します。
  
一口に「鉄筋コンクリート造り」と言っても、骨組みだけが鉄筋のものや、壁や床
にも鉄筋が使われているものがあるようです。
(建築の専門家ではないので、このあたりは簡単に調べた情報です。)

骨組みだけの鉄筋か、壁や床に入っているのか、構造の違いで電波に対する特性は
明らかに違うはずです。

次の段落とその次は、参考情報です。
ここが理解できると、「電波と鉄筋の関係」がより分かると思います。

電子レンジと電磁シールド

電子レンジの窓は網の目状ですが、レンジの中は見えてもマイクロ波は、ある程度
漏れない効果があります。遮断効果を考えて網の目の大きさは決められています。

でも、実際にはかなり漏れます。完全に遮断するにはさらに本格的な電磁シールド
が必要です。電子レンジが無線LANに影響することがありますが、このためです。

マイクロ波は、水の分子に振動エネルギーを与え加熱しますが、その周波数は2.45
GHzで、802.11a/g/n などの無線LANに影響する周波数帯です。

筐体から何センチメートルのところで、電界強度がどれだけ以下という法の規制
を受けます。

  電界強度  空間の電波の強さを表すもの

同軸ケーブル

「同軸ケーブル」の外側の導体は網の目状で、電子レンジの窓と同じ働きがあり
ます。網の目だけのものと、金属のフォイル(薄い板状のもの)と両方で覆うもの
があり、特性は違います。

オーディオ向けの低い周波数帯で使う「シールド線」と、高い周波数帯で使う
「同軸ケーブル」の構造と働きは似ています。両方とも金属の中心導体を同心円状
の外側の導体が等間隔で覆う形状です。

しかし、決定的な違いがあります。

それは簡単に言うと、周波数の低い信号か、または高周波信号を扱うのかという
違いです。詳細は省略します。

有利な無線通信サービスは何か

無線対応の機器を導入するにあたっては、いきなり契約するのは不安なことが
あります。

UQ WiMAXは、伝送量の制限がなく、使い方にもよりますが、少なくとも現状
では、他社に比べて大きく有利です。(あくまで使い方によりますが。)

伝送量の制限を受けると、たとえば動画の視聴では使い物になりません。

その程度にもよりますが、伝送量の制限を受けると、高速のサービスであっても
「低速」しか得られない事を意味します。

動画の視聴のように、高速でないと意味がない使い方では、UQ WiMAXは他社
よりも、大きな利点があります。

下記の記事でも紹介しました。

  3大キャリアのモバイルルーター
  http://wimax-page.123-info.net/archives/653

UQ WiMAXは、無料で貸し出しする「Try WiMAX」というレンタルサービス
を行っています。

期間は15日間で、費用はかかりませんが、申し込み時に本人名義のクレジット
カードが必要です。

約2週間ですが、この間にどれくらいの速度が出るのかなどを試すことができます。

  UQ WiMAXが提供するレンタルサービス。
  http://www.uqwimax.jp/service/trywimax/

下記の記事でUQ WiMAXを紹介しています。

  3大キャリアのモバイルルーター
  http://wimax-page.123-info.net/archives/653